1年生の時の防災学習では、実際に行って確認してみたり、体験してみたりして防災への意識を高めました。その頃は知らないことがたくさんあり、毎時間、多くのことを吸収することができました。「防災リーダーによるワークショップ」「小野めぐり」「命のはがき」、この三つが特に印象に残っています。ワークショップでは、見るだけではなく実際に教えてもらいながらやってみることで、たくさんのことを学べました。小野めぐりでは、自分の地域に危険箇所はないかを見て確認することで、防災意識だけでなく、地域に対する知識も深めることができました。命のはがきでは、大切な人や、普段恥ずかしくて言えない人に、感謝の気持ちを伝える大切さを認識しました。授業をとおして、父や母に感謝を伝えることができて良かったです。


2年生の防災学習では、「中学生として自分たちに何ができるか」について学び、自分だけではなく、周りの人たちとどう協力するか、『共助』について深く考えました。班活動の際、地震が起こった時の『避難方法』について深く調べたり、専門家の方からの意見を聞き取ったりしました。班で調べたり、発表の準備をしたりする際、班の人と協力し進めることができました。いくつかの班は、調べ上げた結果を愛媛大学に行って、様々な年齢、地域の方に発表する機会を得ることができました。


今年の防災学習では、『公助』について学びました。私たちが知らないだけで、災害が起こったときでなく、災害が起こる前の、普段の生活からたくさんの人たちに支えられているということを知りました。能登半島地震の話を聞いて、分かっているつもりでも全く分かってなかった、知らなかったことばかりで、改めて地震の怖さを学ぶことができました。
避難所運営ゲーム(HUG)では、実際に疑似体験をしてみることで、人への気遣いの大変さ、避難所運営の大変さを学びました。

三年間の防災学習を通して、今まで知らなかったたくさんの知識を得ることができました。人を助ける、自分を助けるためには、知識や技能が必要になると思います。中学生の自分にも災害に備えて、または災害時にできることがたくさんあるので、防災学習で学んだことをしっかり生かしていきたいです。また、『当たり前なんてない』ということを忘れずに、日頃からたくさんの人とのつながりを大切にし、感謝の気持ちを伝えていけるようにしたいです。学んだことを忘れず、今よりももっと、知識を深めていけるように防災意識を持ち続けられるようにしたいと思います。


ローテーション道徳も山場、体育館に集まっての校長先生からの道徳でした。
小野中学校が目指しているものは、『自立』
「あなたが考える『自立』とはどんなことだと思いますか」という深い問いから出発しました。最初は遠慮していた子どもたちも、徐々に手が挙がってくるようになりました。

その後、金のライオンと銀のライオンが登場する絵本、‘二番目の悪者’の読み聞かせをしていただきました。中心発問は、「二番目の悪者は誰か」でしたが、補助発問として「金のライオンはどんな国をつくりたかったのか」「銀のライオンは悪くなかったのか」などもあり、子どもたちは、次第に、校長先生の創り出す世界に引き込まれ、真剣なまなざしと、うなずく姿が見られました。

そして最後に、国民が噂を広めていくときの「その言葉の奥にある気持ちとは」という問いを深く掘り下げて終わりました。これは3年生の課題に直結しており、その先に『自立』があるということを痛感させていただける授業でした。

また、子どもの発言がつながったり、対立した意見を述べ合ったり、教師の切り返しの質問に対して深く思考したりする姿は、「考え、議論する道徳」に欠かせない姿だと感じました。

最後はロイロノートを使って、感想を書く指示をしていただき終了しました。
三年生は、卒業まであと3か月。自分にとっての「自立」とは何か、「夢の実現」にどのような気構えで挑むのか、など、今の自分の姿を意識して、今日の授業を振り返ってみてほしいと思います。
寒さが厳しくなってまいりましたが、先週末もいくつかの種目で熱い戦いが繰り広げられました。
12月7日(土)、今治市営球場にて、「文部科学大臣杯第16回全日本春季軟式野球大会愛媛県予選」が開催され、先の新人大会で県を勝ち残った中学校が対戦しました。
小野中の軟式野球部は、西条南中学校に3ー7で敗れ、第3位となりました。非常に悔しい結果ではありましたが、今後に向けて、可能性をたくさん感じる大会となりました。

また、12月7日(土)~8日(日)にかけて、バスケットボール中予地区予選も開催され、男子は旭中学校、女子は小野中学校を会場として、熱戦が繰り広げられました。
本校のバスケットボール部男子は、初戦で余土中・津田中合同チームに敗れ、女子は、3回戦で久米中学校に敗れました。いずれも力の限り戦い、新人大会以降地道に努力してきた成果を随所に発揮しました。悔しい結果を受け止め、部員全員が一丸となって、この冬に力を付けてほしいと思います。
【バスケットボール男子】

【バスケットボール女子】

『 何も咲かない寒い日は 下へ下へと 根を伸ばせ
やがて 大きな 花が咲く 』
松山税務署の片山さんをお招きし、3年生で租税教室を行いました。納税の義務や、50種類もある税金の種類、一人あたり1000万円が税金から私たちの教育費に充てられていることなどについて学びました。最後に税の公平な集め方についてグループワークも交えながら深く考えました。

続いて、ワンダーエデュケーションの越智さんと、松山大学人文社会学部の2回生2名さんよる主権者教育を行いました。「シティズンシップとは」からはじまり、「18歳になるとできること」、「議員に立候補したら何に税金を使う」などの問いに対して最適解を探っていきました。
二つの講座のコーディネートをしていただいた、県選挙管理委員会事務局の渡邊さんにも、大変お世話になりました。
11月27日から3日間、赤い羽根共同募金を行いました。
福祉委員会が主体となり、全校放送や各学級での呼び掛けを行い、募金への協力をお願いしました。その思いが届き、生徒の皆さんや先生方が協力してくれました。ご協力のおかげで14,978円の募金が集まりました。


この募金で集められたお金は、自分の住んでいる町を良くするため、助けが必要な人たちのため、災害時には、災害ボランティアセンターの運営のために活用されます。福祉委員は、学級で呼び掛けをするときに、募金がどのように使われているのか説明をしていました。自分たちが協力したお金が何にどのように使われているか知った上で協力することは、大切なことです。
福祉委員会の皆さん、3日間お世話になりました。また、募金に協力してくれた皆さん、本当にありがとうございました。