本日は、人権・同和教育参観日として、全学級の授業参観、講演会を行いました。
1年生は、「自分も相手も大切にした伝え方」をテーマに学級活動を行いました。ロールプレイや話合いを通して、相手の気持ちを考えながら自分の思いを伝える方法について学び、よりよいコミュニケーションの在り方について考えました。
2年生は、「渋染一揆」を取り上げ、差別に立ち向かい、人としての尊厳を守ろうとした人々の姿から、人権の大切さや差別を許さない心について考えました。生徒たちは話合い活動を通して、自分たちにできることを考え、人権意識を高める機会となりました。
3年生は、結婚差別を題材に同和問題学習を行いました。差別や偏見が人の生き方や幸せに大きな影響を与えることを学び、誰もが尊重され、自分らしく生きることができる社会の実現について考えました。
参観授業の後、画家の小林憲明氏を講師にお招きし、「ダキシメルオモイ~見えないオノイを抱きしめる~」と題し、講演会を行いました。小林先生が、家族への思いや絆をテーマにした「ダキシメルオモイ」プロジェクトに取り組んだ経緯や、全国各地の家族に取材を行いながら、一人一人の名前や人生に込められた願い、受け継がれてきた思いを絵で表現されている活動について話されました。
人は誰もがかけがえのない存在であり、いじめや差別のない社会をつくるためには、目の前の人の背景や思いに想像力を働かせることが大切であることを伝えてくださいました。また、勉強や経験は誰にも奪われることのない財産であることを子供たちに伝え、今学んでいることや努力していることが将来必ず自分の力になることを力強く語られました。


最後に代表生徒がお礼の言葉として、小林先生が家族を亡くした方々の思いに寄り添いながら作品を制作されていることに感銘を受け、「今ここに生きていることは当たり前ではない」ということを改めて実感し、これからは周囲の人を大切にするだけでなく、自分自身も周りの人を笑顔にできるよう様々なことに挑戦していきたいと決意を述べました。


今日の学びを通して、生徒たちが自分自身や周りの人をかけがえのない存在として大切にし、互いを認め合い支え合える小野中学校を築いてくれることを願っています。
ご参観いただいた皆様、本日は本当にありがとうございました。