3年生劇「私たちが小野中に残したもの」コロナにより、失われたたくさんの大切な物。過去の先輩が培ってきた物までも奪い去ってしまった・・・。
令和5年5月、感染症レベルが変更され、普段の生活が戻ってきた。マスクを外して生活できるようになった。しかし、過去に受け継がれてきた大切な物は、まだ失ったままであった。
コロナ渦まっただ中を生きた、3年生。この小野中に何を残すことができるか?古き良き伝統をどう取り返し、後輩に引き継ぐことができるのか・・・?
3年生が話し合いを始めた・・・・・・
いろいろアイデアが出る・・その中で、今年の4月の式での校歌斉唱・・・。思ったような校歌を歌うことができなかった・・・・。これでよいのか?3年生達はどうすれば先輩たちが声高らかに誇らしげに歌っていたあの校歌をまたこの学び舎に響かすことができるのだろうか?
一番「千載古りし翠松の常盤の操濃きほとり、ああ青春の夢高く集う「自律」の学びの舎」
小野中の校歌の意味を考え始める3年生たち・・。一番の与力松、千年以上の元気にそびえたつ、その隣の校舎は他人に頼らず自分の妄評は自分で決める自律の精神を教えてくれている。
2番「暁闇破る紅の石鎚山の秀麗を仰ぐ五百の盟固くここ「協同」の学びの園」
明け方の暗闇から出てくる石鎚山を正面から見ることができる小野中。生徒たちは正しいと思ったことも迷うことなく一丸となって進むことができる協同の精神が強い学校である。
↓タブレットを使って歴史や歌詞の意味を調べていく3年生たち!!
3番「山紫水明豊穣の春秋たけし小野の里 見よや五百の若人の勤勉もゆる我らが母校」
山や水の景色美しく、穀物は豊かに実っている。そしてここには、代々受け継がれてきた古い文化がある。小野の里で育った生徒たちは自分のなすべきことは自分でやろうという熱い勤勉な心を持っている。これこそ我らの母校小野中学校である。
校歌の歌詞の意味がわかるごとに、小野中のすばらしさ、先輩が築いてきた伝統が理解でき、みんなで歌い、そして大切な小野中の伝統を守っていこうというムーブメントが起こり始める。
歴史や歌詞の意味を知り、卒業をあと半年に控えた3年生が1,2年生に魂の校歌を送ります。
心震える瞬間が確かに今日、小野中文化祭で体育館に存在しました。校歌は今まで歌い継がれてきたもの、そしてこれからも・・・。
3年生の渾身の一曲を聞かせてもらい体育館にいる人たちは感動をし、3年生の想いも合わせて受け取りました。
3年生は文化祭が今日で終わり、いよいよ自分の未来、進路に向けて自分で選び、決めて、その実現に向けて全力で学習に取り組みます。
3年生が安心して進路に向けて集中できるように1,2年生は小野中をしっかりと守り、伝統と魂を引き継いいで行きましょう。
そして3年生と一緒に歌える校歌は、あと3回しかありません。卒業式ではみんなが感動できる校歌斉唱を目指しましょう!!
ありがとう3年生、そして自分の進路希望に向けて頑張れ!!