11月27日から3日間、赤い羽根共同募金を行いました。
福祉委員会が主体となり、全校放送や各学級での呼び掛けを行い、募金への協力をお願いしました。その思いが届き、生徒の皆さんや先生方が協力してくれました。ご協力のおかげで14,978円の募金が集まりました。


この募金で集められたお金は、自分の住んでいる町を良くするため、助けが必要な人たちのため、災害時には、災害ボランティアセンターの運営のために活用されます。福祉委員は、学級で呼び掛けをするときに、募金がどのように使われているのか説明をしていました。自分たちが協力したお金が何にどのように使われているか知った上で協力することは、大切なことです。
福祉委員会の皆さん、3日間お世話になりました。また、募金に協力してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
標記の大会に本校を代表して3年生のK君が参加をし、非行防止について自分の意見を述べました。
表題は「ふとした言葉」です。みなさんは、この表題を見て何を思い浮かべますか?
あまり相手に悪意はなくても自分が傷ついたり、逆に自分が発した言葉が後から考えると相手を傷つけてしまったりした経験からこの表題になりました。
K君の発表内容から、この機会に、皆さんにも考えてほしいと思います。
傷つけられた側は、立場が弱く反論ができにくい。加害側の無自覚は、相手を追い詰めかねない「いじめ」につながるともいえるかもしれません。


それがSNSという場で「ふとした言葉」が誰かが反応すると承認されたかのように・・・
そしてさらにエスカレートすることが多い。
それは「文字となって家にまで追いかけてくる」音声として聞き流し、絶えていたら消えていく言葉が 画面上に永遠に残り、それが拡散される・・・・
こういったことがいじめにつながり、しいては人の命を絶つことになってしまう。不特定多数の人からの毎日の誹謗中傷はどれだけつらく苦しかったか・・。
こういった悲しい出来事や、つらい思いをしている人を減らすのはどうしたらよいか?
K君が一番大切と思うことは、「正しい判断力を身に付けること」。一度立ち止まって思い込みではないか?これは大丈夫かと感がることが必要ではないか?という思考を持つこと。
次に大事なことは、「ポジティブな考えを持つこと」。人を普段から大切に思う気持ち、それはしっかりした想像力を持ち相手の気持ちを考えること。
K君には大切な仲間がたくさんいる。そしてこれから出会うであろうたくさんの人が待っている。この人たちを傷つけたくはない、そしてよい関係を築いていきたい、そのために言葉をしっかり考えて発することを大切にしたい。そして願いはこの考えの輪が周りに広がってほしいということ。
聞いていた我々も、本当にあらためて自分の発している言葉について考えさせられました。ちょっと立ち止まってという言葉はとても大事だなと思いました。みなさんも相手の気持ちを想像して傷つく言葉でなく、喜ぶ言葉を考え、選び伝えることが出来たら、とても素敵なことだと思います。
K君の主張を参考に自分の生活を振り返り今後に生かしましょう。



9人の松山南署管内の学校の代表者はそれぞれが実体験に基づく具体的な話を基に問題意識を持ち、その改善に向けてどうすればよいかを堂々と主張してくれました。
最後に南署所長様より表彰をしていただき記念撮影をしました。みなさんの顔は凛として輝いて見えました。
K君は、受験勉強と並行して自分の思いを作文にし、そしてこの日に備えてくれました。練習も大変だったと思います。お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。