ローテーション道徳も山場、体育館に集まっての校長先生からの道徳でした。
小野中学校が目指しているものは、『自立』
「あなたが考える『自立』とはどんなことだと思いますか」という深い問いから出発しました。最初は遠慮していた子どもたちも、徐々に手が挙がってくるようになりました。

その後、金のライオンと銀のライオンが登場する絵本、‘二番目の悪者’の読み聞かせをしていただきました。中心発問は、「二番目の悪者は誰か」でしたが、補助発問として「金のライオンはどんな国をつくりたかったのか」「銀のライオンは悪くなかったのか」などもあり、子どもたちは、次第に、校長先生の創り出す世界に引き込まれ、真剣なまなざしと、うなずく姿が見られました。

そして最後に、国民が噂を広めていくときの「その言葉の奥にある気持ちとは」という問いを深く掘り下げて終わりました。これは3年生の課題に直結しており、その先に『自立』があるということを痛感させていただける授業でした。

また、子どもの発言がつながったり、対立した意見を述べ合ったり、教師の切り返しの質問に対して深く思考したりする姿は、「考え、議論する道徳」に欠かせない姿だと感じました。

最後はロイロノートを使って、感想を書く指示をしていただき終了しました。
三年生は、卒業まであと3か月。自分にとっての「自立」とは何か、「夢の実現」にどのような気構えで挑むのか、など、今の自分の姿を意識して、今日の授業を振り返ってみてほしいと思います。
寒さが厳しくなってまいりましたが、先週末もいくつかの種目で熱い戦いが繰り広げられました。
12月7日(土)、今治市営球場にて、「文部科学大臣杯第16回全日本春季軟式野球大会愛媛県予選」が開催され、先の新人大会で県を勝ち残った中学校が対戦しました。
小野中の軟式野球部は、西条南中学校に3ー7で敗れ、第3位となりました。非常に悔しい結果ではありましたが、今後に向けて、可能性をたくさん感じる大会となりました。

また、12月7日(土)~8日(日)にかけて、バスケットボール中予地区予選も開催され、男子は旭中学校、女子は小野中学校を会場として、熱戦が繰り広げられました。
本校のバスケットボール部男子は、初戦で余土中・津田中合同チームに敗れ、女子は、3回戦で久米中学校に敗れました。いずれも力の限り戦い、新人大会以降地道に努力してきた成果を随所に発揮しました。悔しい結果を受け止め、部員全員が一丸となって、この冬に力を付けてほしいと思います。
【バスケットボール男子】

【バスケットボール女子】

『 何も咲かない寒い日は 下へ下へと 根を伸ばせ
やがて 大きな 花が咲く 』
松山税務署の片山さんをお招きし、3年生で租税教室を行いました。納税の義務や、50種類もある税金の種類、一人あたり1000万円が税金から私たちの教育費に充てられていることなどについて学びました。最後に税の公平な集め方についてグループワークも交えながら深く考えました。

続いて、ワンダーエデュケーションの越智さんと、松山大学人文社会学部の2回生2名さんよる主権者教育を行いました。「シティズンシップとは」からはじまり、「18歳になるとできること」、「議員に立候補したら何に税金を使う」などの問いに対して最適解を探っていきました。
二つの講座のコーディネートをしていただいた、県選挙管理委員会事務局の渡邊さんにも、大変お世話になりました。