R7小野中日記
3年生防災学習 自衛隊員からの能登半島地震のお話について
2024年12月4日 12時30分3年間の防災学習の最後に、陸上自衛隊松山駐屯地の隊員、4名をお招きしました。
自衛隊全般の仕事のお話を寺山さんから、 はや一年となる能登半島地震については
小谷津さんからお話をしてい ただきました。
小谷津さんからお話の中で、特に印象的だったのが、救助活動中の現地でのご自身の生活でのこと。
『水』の大切さについてのお話でした。水道が復旧するのには、かなりの時間がかかることなどでした。
最後に、3年間の防災学習において、先導的な役割といつも温かいお言葉をかけていただいた、
小野地区自主防災組織の仙波修さんから、お話をしていただきました。これからも学校と地域をつ
なげる役割、どうかよろしくお願いします。
赤い羽根共同募金を行いました
2024年12月3日 16時49分11月27日から3日間、赤い羽根共同募金を行いました。
福祉委員会が主体となり、全校放送や各学級での呼び掛けを行い、募金への協力をお願いしました。その思いが届き、生徒の皆さんや先生方が協力してくれました。ご協力のおかげで14,978円の募金が集まりました。
この募金で集められたお金は、自分の住んでいる町を良くするため、助けが必要な人たちのため、災害時には、災害ボランティアセンターの運営のために活用されます。福祉委員は、学級で呼び掛けをするときに、募金がどのように使われているのか説明をしていました。自分たちが協力したお金が何にどのように使われているか知った上で協力することは、大切なことです。
福祉委員会の皆さん、3日間お世話になりました。また、募金に協力してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
令和6年度 第25回小野地区青少年健全育成大会が開催されました
2024年12月1日 14時00分本日、小野公民館において、第25回小野地区青少年健全育成大会が開催されました。『自分大好き-自己肯定感から生まれる思いやり-』を大会テーマに、小野地区の子どもたちの健全育成のために、地域で支える一人としてどのような支援ができるか考える大会となりました。
この大会では、青少年の代表として、毎年、小野中学校生徒会役員が司会進行を務めています。今年も4人の生徒会役員が、立派に司会進行をやり遂げました。
大会のオープニングでは、本校吹奏楽部が、「アンダーザシー」「宝島」「名探偵コナンのテーマ」を演奏し、大会を盛り上げました。
各種表彰では、本校2年生のIさんが善行表彰を受けました。Iさんは、ジュニア防災クラブで活動し、様々な問題に対し課題意識を持って研究に取り組み、自由研究作品にまとめるなど、地道な努力が評価され今回の受賞となりました。
また、標語表彰では、9月に募集のあった人権標語の入選者の表彰がおこなわれました。また、3年生のNさんの作品が特選に選ばれました。
記念講演では、令和4年度全日本剣道選手権大会で日本一となった愛媛県警察・村上哲彦さんが、「夢の実現に向けて」と題し、日本一になるまでの貴重なお話をしていただきました。
夢や目標を実現するために、「夢や目標を明確にするために、何かに書き出し目の見える状態にすること」「自分の行動や考え方について、いい習慣を身に付けること」「何事もポジティブに捉え、しんどいときこそ『やるぞ』と自分を気持ちを奮い立たせること」「日頃から感謝の気持ちを持ち、今の自分を支えてくれている全ての人に『ありがとうございました』と声に出して伝えること」など、高い目標を達成するための秘訣を教えていただきました。
小野地区青少年健全育成大会に参加し、地域が一丸となって、地域で子どもたちを育てていくという小野地区の温かさを感じた一日となりました。
※写真は、一部加工しております。
第28回 松山南地区少年非行防止主張大会
2024年12月1日 13時08分標記の大会に本校を代表して3年生のK君が参加をし、非行防止について自分の意見を述べました。
表題は「ふとした言葉」です。みなさんは、この表題を見て何を思い浮かべますか?
あまり相手に悪意はなくても自分が傷ついたり、逆に自分が発した言葉が後から考えると相手を傷つけてしまったりした経験からこの表題になりました。
K君の発表内容から、この機会に、皆さんにも考えてほしいと思います。
傷つけられた側は、立場が弱く反論ができにくい。加害側の無自覚は、相手を追い詰めかねない「いじめ」につながるともいえるかもしれません。
それがSNSという場で「ふとした言葉」が誰かが反応すると承認されたかのように・・・
そしてさらにエスカレートすることが多い。
それは「文字となって家にまで追いかけてくる」音声として聞き流し、絶えていたら消えていく言葉が 画面上に永遠に残り、それが拡散される・・・・
こういったことがいじめにつながり、しいては人の命を絶つことになってしまう。不特定多数の人からの毎日の誹謗中傷はどれだけつらく苦しかったか・・。
こういった悲しい出来事や、つらい思いをしている人を減らすのはどうしたらよいか?
K君が一番大切と思うことは、「正しい判断力を身に付けること」。一度立ち止まって思い込みではないか?これは大丈夫かと感がることが必要ではないか?という思考を持つこと。
次に大事なことは、「ポジティブな考えを持つこと」。人を普段から大切に思う気持ち、それはしっかりした想像力を持ち相手の気持ちを考えること。
K君には大切な仲間がたくさんいる。そしてこれから出会うであろうたくさんの人が待っている。この人たちを傷つけたくはない、そしてよい関係を築いていきたい、そのために言葉をしっかり考えて発することを大切にしたい。そして願いはこの考えの輪が周りに広がってほしいということ。
聞いていた我々も、本当にあらためて自分の発している言葉について考えさせられました。ちょっと立ち止まってという言葉はとても大事だなと思いました。みなさんも相手の気持ちを想像して傷つく言葉でなく、喜ぶ言葉を考え、選び伝えることが出来たら、とても素敵なことだと思います。
K君の主張を参考に自分の生活を振り返り今後に生かしましょう。
9人の松山南署管内の学校の代表者はそれぞれが実体験に基づく具体的な話を基に問題意識を持ち、その改善に向けてどうすればよいかを堂々と主張してくれました。
最後に南署所長様より表彰をしていただき記念撮影をしました。みなさんの顔は凛として輝いて見えました。
K君は、受験勉強と並行して自分の思いを作文にし、そしてこの日に備えてくれました。練習も大変だったと思います。お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。