3年間の防災学習を振り返って
2024年12月13日 14時00分 1年生の時の防災学習では、実際に行って確認してみたり、体験してみたりして防災への意識を高めました。その頃は知らないことがたくさんあり、毎時間、多くのことを吸収することができました。「防災リーダーによるワークショップ」「小野めぐり」「命のはがき」、この三つが特に印象に残っています。ワークショップでは、見るだけではなく実際に教えてもらいながらやってみることで、たくさんのことを学べました。小野めぐりでは、自分の地域に危険箇所はないかを見て確認することで、防災意識だけでなく、地域に対する知識も深めることができました。命のはがきでは、大切な人や、普段恥ずかしくて言えない人に、感謝の気持ちを伝える大切さを認識しました。授業をとおして、父や母に感謝を伝えることができて良かったです。
2年生の防災学習では、「中学生として自分たちに何ができるか」について学び、自分だけではなく、周りの人たちとどう協力するか、『共助』について深く考えました。班活動の際、地震が起こった時の『避難方法』について深く調べたり、専門家の方からの意見を聞き取ったりしました。班で調べたり、発表の準備をしたりする際、班の人と協力し進めることができました。いくつかの班は、調べ上げた結果を愛媛大学に行って、様々な年齢、地域の方に発表する機会を得ることができました。
今年の防災学習では、『公助』について学びました。私たちが知らないだけで、災害が起こったときでなく、災害が起こる前の、普段の生活からたくさんの人たちに支えられているということを知りました。能登半島地震の話を聞いて、分かっているつもりでも全く分かってなかった、知らなかったことばかりで、改めて地震の怖さを学ぶことができました。
避難所運営ゲーム(HUG)では、実際に疑似体験をしてみることで、人への気遣いの大変さ、避難所運営の大変さを学びました。
三年間の防災学習を通して、今まで知らなかったたくさんの知識を得ることができました。人を助ける、自分を助けるためには、知識や技能が必要になると思います。中学生の自分にも災害に備えて、または災害時にできることがたくさんあるので、防災学習で学んだことをしっかり生かしていきたいです。また、『当たり前なんてない』ということを忘れずに、日頃からたくさんの人とのつながりを大切にし、感謝の気持ちを伝えていけるようにしたいです。学んだことを忘れず、今よりももっと、知識を深めていけるように防災意識を持ち続けられるようにしたいと思います。