今日のローテション道徳は校長先生でした
2024年12月13日 12時18分ローテーション道徳も山場、体育館に集まっての校長先生からの道徳でした。
小野中学校が目指しているものは、『自立』
「あなたが考える『自立』とはどんなことだと思いますか」という深い問いから出発しました。最初は遠慮していた子どもたちも、徐々に手が挙がってくるようになりました。
その後、金のライオンと銀のライオンが登場する絵本、‘二番目の悪者’の読み聞かせをしていただきました。中心発問は、「二番目の悪者は誰か」でしたが、補助発問として「金のライオンはどんな国をつくりたかったのか」「銀のライオンは悪くなかったのか」などもあり、子どもたちは、次第に、校長先生の創り出す世界に引き込まれ、真剣なまなざしと、うなずく姿が見られました。
そして最後に、国民が噂を広めていくときの「その言葉の奥にある気持ちとは」という問いを深く掘り下げて終わりました。これは3年生の課題に直結しており、その先に『自立』があるということを痛感させていただける授業でした。
また、子どもの発言がつながったり、対立した意見を述べ合ったり、教師の切り返しの質問に対して深く思考したりする姿は、「考え、議論する道徳」に欠かせない姿だと感じました。
最後はロイロノートを使って、感想を書く指示をしていただき終了しました。
三年生は、卒業まであと3か月。自分にとっての「自立」とは何か、「夢の実現」にどのような気構えで挑むのか、など、今の自分の姿を意識して、今日の授業を振り返ってみてほしいと思います。