始業式(4月10日)・松山市市民活動推進補助金成果報告会(4月9日)

2023年4月10日 06時20分

 令和5年度第1学期始業式

 4月10日新任式と始業式から令和5年度の教育活動がスタートしました。

 本年度は7名が新たに着任しました。新任者の自己紹介の後、3年生代表生徒が歓迎の言葉を述べました。 始業式では校長式辞の後、代表生徒が力強く「夢の実現に向けて」を発表しました。

 今年度も生徒たちの笑顔と成長のために、全力で教育活動を行います。温かい御支援と御協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

夢の実現に向けて

〇 2年生代表

 私は今、「走り幅跳び」に真剣に取り組んでいます。小学校5年生で初めて選手となり、6年生では、県大会でベスト16となりました。

 現在は愛媛県や全国のトップレベルの人たちが所属するクラブチームで練習に励んでいます。指導して下さるコーチを私は心から尊敬しています。技術的にも人間的にも素晴らしい方です。先生は「一番になりたければ、人がしていないことをしなさい」と教えて下さいました。私はその言葉を胸にクラブの練習だけではなく、小学校のグランドや公園で毎日自主練習をしています。

 毎日を過ごす中で私は「克己心」という言葉を大切にしています。「日々の生活の中で、楽な選択をしないで、自分に厳しく」を心掛けています。これは陸上競技だけではなく、勉強や中学校生活に対しても同じですし、将来の夢である警察官の道につながると思います。

質の良い生活、質の良い勉強、質の良い練習をするのは、自分次第だと思います。昨シーズン、私の記憶に強く残っているジャンプは、いつも追い込まれた状況で跳んだものです。強風の舞う中で、または、ファウルの恐怖に負けそうになりながら、それでもベストを尽くすことで自信につながるよいジャンプをすることができました。

 昨年は慣れない中学校生活の中、体育大会実行委員や学級委員に自ら立候補しました。学習や陸上との両立は簡単ではありませんでしたが、「自分を常に厳しい状態に置く」ことを意識していたからです。学級や学校のために力を尽くすことで、友達との絆がより深まりました。学習成果も上がりました。そして、それらは私の陸上の活動にもいい影響を及ぼしたと感じています。

 私の今の目標は、5m45を跳び全国大会に出場することです。高いレベルの指導者から、日々ご指導を受け、素晴らしい環境で練習させてもらうことは当たり前の事ではありません。そのことに常に感謝し、私自身が高い意識で練習していけばきっと達成できると思います。                  

 陸上を指導して下さる先生方はもちろんのこと、地域の方や中学校の先生方、友達、そして家族が私を応援してくれています。私に関わって下さる全ての人に恩返しをするためにも、必ず5m45を跳んで全国大会出場の夢を叶えたいと思います。その充実した中学校生活が、きっと、将来の夢である白バイ隊員への道を開けてくれると思っています。

〇 3年生代表

 一人一人の子どもの個性を大切にできる保育士になりたい。私は、小さな子が好きで、成長を見守れる保育士に憧れをもつようになりました。 

 昨年度職場体験では、梅花幼稚園で三日間園児たちと関わる体験をしました。一人一人と接することを大切にすることを目標に頑張りました。その中でたくさんの課題を見つけ、働くことの大変さややりがい、楽しさを感じ、更に保育士になりたいと思うようになりました。

 そこで、義務教育最後の一年を迎えるにあたり、二つのスキルを身に付けられるよう頑張りたいと思います。

 一つ目は「気持ちの伝わりやすい丁寧な言葉遣い」です。保育士は、子どもから保護者など多くの人と関わります。話す相手や立場に応じて、ふさわしい言葉を使う必要があります。園児には、できるだけわかりやすくかみ砕いて説明しなければなりません。学校行事等でも後輩と関わり、支援する機会も増えると思うので、そのような場面でも心掛けていきたいです。

 二つ目は「人の意見を受け入れ、相手の気持ちに立って行動すること」です。最上級生として、後輩をリードするためには、相手の気持ちを汲むことも大切になると思います。後輩や仲間と協力して活動していく中で、意見の相違はもちろんあります。その時、相手の気持ちもしっかり受け止められるようになりたいです。

 もちろん、夢を実現するためには、高校への受験に挑まなくてはいけません。日々の学習に丁寧に取り組み、確かな学力を身に付けられるように日々精進していきます。

松山市市民活動推進補助金成果報告会(4月9日)

 4月9日、春休み最終日に生徒会メンバー2名が松山市市民活動推進補助金成果報告会に参加しました。

 これは、松山市まちづくり推進課が「次世代の松山を担う若者の育成」を目標として、小学生から高齢世代まで幅広い世代から参加者を募集し、補助金を活用して「将来の松山をよりよくするため」の活動です。

 生徒会では、昨年度初めてこの補助事業に参画し、学校紹介リーフレットを作成、そして今年度は卓上カレンダーを作成し、その報告会に参加しました。

 移動にいつも使用させていただいているタクシー会社の方から、「小野中の生徒さんはどの部活動もどの生徒も、きちんと、よろしくお願いしますやありがとうございますのあいさつができていて、とても気持ちがいいですね!」とお褒めの言葉を頂きました。

生徒の感想を紹介します。

〇 新2年代表

 私は今日たくさんの方の前で「拝啓松山」について発表することで、改めて制作して良かったと達成感を感じました。たくさんの方と接していく中で言葉遣いを工夫したり、笑顔を大切にしたりとこれから大切にしていこうと思うことをたくさん発見することが出来ました。その中でも、「これからも頑張ってね。応援しています。」と声をかけてくださった方がいらっしゃってすごく嬉しく、温かい気持ちになりました。発表前は少し緊張しましたが、みなさんが真剣に聞いてくださっていたのではきはきと落ち着いて発表することが出来ました。リーフレットを会場にいるみなさんに配布した時は、すべての方が気持ちよく挨拶を返してくださり、笑顔で受け取ってくださったので私も笑顔でお配りすることが出来ました。私はこのような体験をあまりしたことがなかったのでまた機会があれば参加したいと思いました。今日のことをこれからの学校生活などに活かしていきたいと思います。

〇 新3年代表

 今日の報告会や「拝啓松山」の発表を通して、私は改めてカレンダーを制作したことによる達成感とそれとともに今後の小野中学校の課題やより発展して行ける部分があることを実感しました。ほかの学校や団体の話を聞いていると、他校や地域の団体との交流を密に行っているところが多く感心しました。そして小野にはまだまだそのようなところが足りないなと感じました。特に私は、松山学院さんと、はとのすキッズさんの発表が印象に残っていてどちらもお互いに交流してよかったと発表していて、小野中学校でもあのように互いに助け合い関わりあえるような活動を今後していきたいなと思いました。また今回、実際に補助金を出せてくださっている方やそれをどのように使っているのかを知ることで、いま私たちが充実して日々活動できていることに感謝しようと思いました。今日の発表はうまくいき、とても安心していますが質疑応答の際に挙手をできなかったのがわたしの反省点です。今日の経験や感想を大切にし、より一層生徒会の活動に真剣に取り組んでいきたいです。新学期からもより良い小野中になるよう頑張っていきます。