昨日、3年前の卒業生が本校を訪問し、ともに練習に汗を流しました。O先輩は、強豪高校で3年間バスケットボールに一生懸命取り組み、最終学年ではキャプテンを任され伝統を守るプレッシャーに負けずウィンターカップ出場を目指し見事目標を成し遂げました。

昨日は今週末の大会に向けて延長練習でしたが最後までアドバイスをしてくれたり、DFでハードに相手をしてくれたりと献身的に後輩たちを鍛えてくれました。

彼女との出会いは、前任校で小野中と大会で戦った時。ちょうど今の高２・高１達が3年前、顧問の先生が産休に入るためベンチが手すきな状態でした。進路が決まっていたO先輩がベンチに入り試合前アップやベンチワークはもちろん、負けた後のTOも後ろで一生懸命バックアップしていました。後輩や小野中バスケ部のために自分より他を大事に明るく全力でサポートしている姿は今でも私の目に焼き付いています。

そんな母校を愛し後輩を大切にしてくれる先輩の姿は今の部員たちにもいい影響を与えてくれると思っています。

最後に「練習で入らないシュートは試合でも入らない、強い気持ちで練習で決め切ることが大事」と日頃の積み重ねや1本1本の大切さを教えてくれました。

この母校愛を伝統としてこれから私たちは引き継いいで行きたいと思います。