12月1日(月) 3年生 防災学習「東日本大震災支援派遣の体験談」
2025年12月1日 16時30分
本日、3年生は5・6校時に防災学習の一環として、東日本大震災発生時に愛媛県から支援派遣された養護教諭・野中先生のお話を伺いました。
先生は、当時派遣を依頼された際、あまりにも大きな悲劇を前に「自分に何ができるのだろう」と迷われたこと、そして現地で目の当たりにした現実に言葉を失ったことを率直に語ってくださいました。写真や動画からも、その状況の過酷さが伝わってきました。それでも「今できることを精一杯やろう」と試行錯誤しながら活動を続けられた先生。その過程で、地元の中学生や自衛隊の方々との間に生まれた絆についても紹介されました。
今回の学習を通して、防災マニュアルはあっても、実際の現場では臨機応変な判断と行動が求められ、一人でも多くの命を守るために個々に自分のこととして考えるべきであることを学びました。

